P-Basのメリット
金属3Dプリンタとの比較
スクロールできます
| 金属3Dプリンタ | P-Bas接合 | |
|---|---|---|
| コスト/製造時間 | 15-30時間+仕上げ2時間(装置の能力による) | 4時間+仕上げ2時間(水管加工2時間、接合2時間) |
| コスト/材料費 | ¥10,000-¥15,000(単価:¥20,000/kg) | ¥1,700(単価:¥2,000/kg) |
| 強度 | 一般的な特殊鋼より劣る※ | 特殊鋼の強度のまま |
| 材料の選択肢 | 主にマルエージング鋼 | 特殊鋼全般が選択可能 |
※
金属3Dプリンタは粉を溶かして固めるため、鍛造して圧延した一般材料と比較して低強度の傾向にあります
参考)水管付きゲートインサート
サイズ:Φ60×L30
重量:約650g
サイズ:Φ60×L30
重量:約650g
水管サビ対策
金属3Dプリンタとの比較
- 金属3Dプリンタ
- 金属粉末を積層して成形するため、水管表面はザラザラしており面粗さが粗い
- サビが発生しやすい
- P-Bas接合
- 切削加工で仕上げるため、水管の面粗さが良い
- 水管内にコーティングを施すことでより強力なサビ対策が可能
金属3Dプリンタで作製した部品のサビ
金属3Dプリンタで作った水管は、パウダーを溶かして固めた表面なのでザラザラしています
一方、P-Basでは切削で水管を作製します
金属3Dプリンタの粗さ
切削加工の粗さ
P-Basでは、特許を出願中の水管のサビ対策も適用できます
表面処理による水管のサビ対策(特許出願中)
-
接合前の分割した部品の溝部分に、サビ対策の表面処理を施します。これにより、よりサビの発生を抑えることができます。
-
接合時や接合後の熱処理で部品に熱が加わるため、熱に強いサビ対策を採用しています
サビ対策の表面処理を水管に施した後に接合