トップメッセージ

皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申しあげます。

2024年度は、当社グループの主な販売先である4つの業種「自動車」「電子部品・半導体」「家電・精密機器」「その他」のすべてで増収となりました。2023年度に落ち込んだ中国は好調だった2022年度水準にまで回復し、東南アジアでは、ベトナム、マレーシアが好調に推移、インドや欧州エリアも伸びた一方、日本では停滞が長引いています。
日本事業の再整備の必要性や、2023年度に発生した中国業績の減速を踏まえて2023年7月に策定した中期経営計画「VC2024 Revival」では、一定の成果を上げています。

また、株主の皆様への利益還元を最重要施策の一つとして再認識し、2023年１月には『資本政策の基本方針及び株主還元方針の変更』を開示し、その中で、連結配当性向30％以上、かつ株主資本配当（DOE）３％以上を配当額決定のための指標と定めました。

2025年3月に策定した、パンチグループ初となる長期ビジョン「Vision60」においても、これからの10年をどのように成長していくかを考え、「パーパス」「パンチスピリット」をキーワードに、世界のものづくりを支えていきます。また、人々の暮らしと地球環境を守る企業を目指すサステナビリティ方針、法令を遵守し、誠実に社会的責任を果たすとともに、経営の健全性及び透明性を高め、ステークホルダーにとっての利益を守り、企業価値の継続的な向上を実現させていきます。